30代男性
主訴:頚部
発生機序:朝起床して寝返りをした時に負傷
症状:頚部回旋(右向き・左向き)上方(上向き)下方(下向き)の動き全て出来ませんでした。
長時間の座位も困難で左頭部〜顔面にかけての頭痛も著明。
患部(ケガの箇所)に熱感も強く、静止状態でズキズキする痛みがあります。
治療計画:通常動きを診て左右バランスを比べて、治療を始めますが症例の患者さんは動きがまったく取れない為、触診(手で触れる)事で確認しました。
①左肩甲骨周辺の硬さ②左僧帽筋の硬さ③左頚部起立筋硬さの3つが今回の寝違えの原因になります。
以前から慢性頭痛にも悩まされる事があり、筋肉の倦怠感はあったそうです。
今回のケガより以前から身体のバランスは崩れていたと思われます。その現象の一つでもあるのが、頭痛の症状になります。
治療:①アイシング処置10〜15分程度
②左腰部仙腸関節・腰部起立筋の筋肉の動きを良くするように掌圧
③左肩甲骨内・外周辺・胸椎〜僧帽筋を指圧
④左頚部胸鎖乳頭筋・乳様突起を中心に指圧→頭痛の原因
⑤大胸筋〜腕神経叢を中心に指圧
⑥胸鎖乳頭筋〜頚部起立筋C1・2付近中心に掌圧・指圧
処置:炎症鎮痛軟膏クリームを患部に塗りました。
上記を中心に20〜25分程度治療行いました。
施術後症状の確認:座位にて確認→左回旋(左向き)15度回復
右回旋(右向き)10度回復
前屈(下向き)やや出来る・後屈(上向き)動きの変化はなし
頭痛減少・疼痛減少しました。
①自宅では本日の入浴は禁止②寝る体製は上向き又は右下横向きでの体勢での指導③続けて来院の指示です。
急性のケガ・外傷は1日でも早く治療をする事で治りに大きく影響しますので、早期改善を目指す方は当院まで。
大阪市天王寺区玉造にある整骨院です。肩こり・頭痛・寝違え・40肩・50肩・腰痛・ギックリ腰・坐骨神経痛・膝痛・スポーツ外傷・交通事故・労災対応しています。
前回の症例の続きです。
症状確認:夜寝返りで朝4時に目覚める事がありました。が、前日よりは寝つきも良く起床時も動きやすいとの事です。
ズキズキする痛みと頭痛は減少していました。触診での熱感も前回より軽減していましたが、残存する。
頚部の動き→左回旋(左向き)45度まで回復・右回旋(右向き)やや動く程度で1番辛い・上方(上向き)突っ張り感のみで動きOK・下方(下向き)患部(ケガ)の箇所に痛みでる。
全体的に前日より症状は軽減していました。急性の外傷(ケガ)ではありますが、回復は早い方と思われます。
治療:前日同様アイシングを行います。10〜15分程度患部の感じ方は前日より良くなっていて冷たく感じていました。=炎症(筋肉の損傷)が軽減している証拠です。
①左腰部起立筋〜仙腸関節付近の硬さを取るように指圧
②肩甲骨周辺〜肩関節の動きを良くするよう指圧
③頚部C1.2(頭痛原因)~僧帽筋の硬さを取るように指圧・アクティベーター治療器を用いて矯正
→前回より圧痛も軽減していましたので、少し刺激を加える為に使用しました。
④大胸筋〜腕神経〜胸鎖乳頭筋を中心指圧
⑤患部(痛みの箇所)消炎・鎮痛軟膏クリームを塗りました。
施術後症状確認:全体的に動きの制限は少なくなり、動きやすくなっていました。
・左回旋15度→45度回復・右回旋10度→40度回復・前屈やや動く→違和感なし・後屈動き変化なし→天井を見れるまで回復(突っ張り感)は残存
頭痛はほとんどない状態・疼痛も7割は減少しているとの事です。
日常生活注意:①前回同様入浴は厳禁でシャワーの使用
→炎症が残存していますので、温めると炎症増加・疼痛増加の原因になります。
②動きは回復していますが、就寝体勢は上向きで枕を低めにしてもらいます。
→頭の重みによる衝撃を軽減させます。
③寝る前・起床後に身体を軽くストレッチしてもらいます。
→動きの幅(可動域)を増大させます。
以上で治療の様子を診てもらいます。
大阪市天王寺区玉造にある整骨院です。肩こり・頭痛・寝違え・40肩・50肩・腰痛・ギックリ腰・坐骨神経痛・膝痛・スポーツ外傷・交通事故・労災対応しています。
皆さん朝起床時に首が痛い!!とか急に首が痛くて後ろに向けない!!事ありませんか??
その様な事の原因はさまざまですが、大きく3つに分けられます。
①:体温の低下による原因での発症=身体の免疫力低下(すぐに体調を崩す)
②:筋肉の低下による原因での発症=筋肉が硬くなり柔軟性が失われる。
③:左右のバランスの崩れによる原因での発症=身体に対する負担が強くなる。
上記①、②、③の原因は一日二日での日数で発症したわけではありません。
私達が「オギャー」と誕生してから始まり、首が座り、腰が座りさまざまな段階を踏んで2足歩行になりました。
その時から身体の使い方やクセにより自然と歪み身体が悪い方向に進んでいます。
普段日ごろから身体をケアする事で、痛みの予防にもなりますし、
症状が出ても早期の痛みの軽減や治癒(治る)しやすくなりますので身体のケアは日ごろから行うようにしてください。
※尚上記①、②、③の原因は数回に分けて細かく説明していきますのでよろしくお願いします。
大阪市天王寺区玉造にある整骨院です。肩こり・頭痛・寝違え・40肩・50肩・腰痛・ギックリ腰・坐骨神経痛・膝痛・スポーツ外傷・交通事故・労災対応しています。
平日お昼休みなし・土曜日・祝日も15時まで受け付けしています。
体温が下がるとどうして身体が痛めやすいのか?
といいますと、 身体が冷えると全身の血流が悪くなります。
血流が悪くなると同時に筋肉に疲労物質が溜まりやすくなりそれが蓄積される事により
本来ゴムのような柔らかい性質の筋肉が硬くなり柔軟性を失い痛みを伴う原因になります。
身体を冷やしたらいけない理由はそこにあります。
そして、免疫力の低下にもなり体調を崩しやすくなります。
体温が1度下がるだけで、約30%免疫力低下になります。
逆に体温が1度上がるだけで、500%〜600%あがります。
通常の5倍〜6倍も高くなることになります。その数字を見るだけでビックリですよね。
実際身体ではピントこないかもかもしれませんが、季節の変り目で気温の変化で風邪をひたりしませんか?
そういう時に1回実践してしてください。その方法は入浴する事です。
えっ風邪気味にお風呂??と思いますよね。
私も子供の時に母親から風邪をひいてるからお風呂に入ってはいけないと言われたりしましたが、
ある日風邪をひき寒気がしたんで身体を温めようと思い、思い切ってお風呂に入りました。
そうすると鼻水が出て身体が寒くてだるかったのがスッキリ治りましたので、1回実践してください。
注意事項として
入浴前にコップ1〜2杯の水分・お風呂の温度設定は41度・15分〜20分つかる事を前提として行ってください。
後のぼせやすい人は半身浴でもかまいません。
このように体温低下でさまざまに身体の変化をもたらします。
当院で治療を行う事により全身の血流がよくなり体温上昇できますので、 身体の体調を崩しにくく怪我や痛みから守れますので、普段日頃から心かけてください。
大阪市天王寺区玉造にある整骨院です。肩こり・頭痛・寝違え・40肩・50肩・腰痛・ギックリ腰・坐骨神経痛・膝痛・スポーツ外傷・交通事故・労災対応しています。
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頭を支えるのに必要なのはそれらを安定させる筋力が必要です。
一人歩きが出来るようになったぐらいの乳児の歩行はフラフラした歩行で安定していません。
それは足腰が弱いという問題ではなく、単純に頭が重くて首で支える筋力が
成長段階で頭を支える筋力が完全ではないことになります。
やっと一人歩きが出来たと思いましたが、頭の重さを痛感する場面でもあります。
それはわれわれ大人も言えることです。
頭の脳みそだけでも約500gもあり頭蓋骨などの重さは約1.2㎏になります。
それを支え続けて当たり前に生活をしてますが大変な作業になります。
筋力低下により頭の安定性が保てなくなり筋肉や組織に無理な負担がかかり痛み・ケガを発症させます。
いかに自分の身体を自分で支えなければいけないかが大事という事になります。
良い姿勢=痛み・ケガが出ない為の筋力作り(維持)が必要になってきます。
指圧による当院の治療もその方法の1つでもあります。
動きが悪く、硬くなった筋肉に刺激を与える事により筋組織は1回破壊されますが 破壊される事により再生(回復)する性質があります。
破壊するという言葉は聞こえが悪いですが、筋肉痛もその言葉にあてはまります。
運動する事で筋肉を使い、筋組織が壊されて再生されて強くたくましくなり、筋力がUPします。
そのような段階で動きの幅が出て、筋力低下の防止(維持)にも繋がります。
そして今以上により大きくて強い筋肉にもなりますので、 治療を継続性して行うことで痛みや・ケガの防止になりますので、普段から身体を動かしたりして筋力維持をしましょう。
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人間の身体は左右が均等でなければ、色々な症状や痛みが出てきます。
車のタイヤに例えますと、車は何トンという重さを4つのタイヤで支えて走っています。
それぞれ役割は異なりますが、
左周りを行い続けるのと、直線を走り続けるのとではタイヤの消耗度合い(負担)は違います。 左周りを続ける方が故障はしやすいでしょう。
それだけの重みを支えるには、左右にかかる負担が均等でなければ、片方に無理がかかり故障の原因となるのです。
それは人間の身体でも同様です。
左右のバランスが保てている状態と、左に傾きながら生活を行なうのでは大きな違いがあります。
人間は二足歩行をすることにより、左右の筋力差・硬さなどのバランスの崩れが生じやすく、部分的に大きな負荷がかかり筋肉・関節を痛めてしまいます。
その様な積み重ねで身体の怪我に繋がってしまいます。
頚椎捻挫(寝違え)による痛みは頚部(首)の局所的な痛みが原因と思われますが、 痛みを引き起こした根本の原因は他に考えられます。
痛みのでている部分だけを治療をすれば、一時的に改善される場合もありますが、全身のバランスを整え根本から治療することで治癒の速度も上がり再発防止・予防にもつながります。
頚椎捻挫(寝違え)について3つのポイントをあげましたが、
次回はそのポイントをふまえて実際の治療方法について話ししていきます。
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あなたの頭を支えてくれている首。
そんなあなたの首には、一体
どのくらいの負荷がかかっているのでしょう?
答えは、約4〜8キログラム。
これだけの重さを支えつつ、日常生活で動かす機会の多い首は動きが複雑で運動量が多いため、他の部位に比べても圧倒的に痛めやすいのです。
また、首の痛みは意外にも、椎間板・靭帯・筋肉・神経のいずれかに原因があっても発症します。
つまり首やその周辺に痛みが出て悩むことは、人間の宿命とも言えるのです。 でも、普通の治療では治りにくいのが首の痛み。治療が難しい箇所でもあるのです。
病院に行くと、首の痛みはこんな診断を受けます。
・頚椎のヘルニア
・首・肩のコリ
・頸肩腕症候群
・寝違いetc…
そして、これらの症状に対する病院での一般的な治療法は…
・首の牽引
・首や肩のマッサージ
・痛み止めの薬を処方
・湿布を処方etc...
でも、これらの治療であなたの首の痛みは治りましたか?
なかなか治らない方が多いのではないでしょうか?
なぜ病院の先生が治療をしてくれている一般的な治療方法では治らないのでしょうか?その理由は、痛みの根本的な原因を解決していないからです。
首の痛みをもたらす原因は、実は首だけではありません。
では、ここで、上を向いてみてください。
この時、あなたの身体は、首(頚椎)だけが動いているわけではないのです。胸椎(ろっ骨の辺り)も連動して動いています。つまり首に痛みを感じたときは、この胸椎、腰椎や骨盤に原因がある場合も考えられ、首だけの治療を行っても、痛みが取れないことがあるのです。
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