受傷して2日後に来院
・○の2か所を損傷しています。
反対側(健側)と比較しても歴然です。
損傷による腫脹が著名です。
・左の健側とは違い腫脹による丸みが全体的に出ています。
この時では患者さん自身は何処を負傷・痛めているかは解らない状態です。
処置としてアイシングを15分〜20分程度しっかりとします。
上記2枚の写真の解剖学的骨格図になります。
ブロック状に構成されている関節を損傷しました。
関節面には靭帯が付着しており、負荷もかかりやすくケガがしやすい場所になります。
上記と少し腫脹の場所が違う感じですが、大きく腫れている為範囲が広大になっています。
包帯による圧迫固定です。
これで、歩行が随分楽になります!!
日常生活で動かして使ってしまいますので、この様に固定をします。
包帯は毎日交換していきます。
・受傷5日目で治療3回目の状態になります。
指先に変化がでました。腫脹の減少と内出血班の出現です。
損傷箇所の内出血が循環する事でケガが早期回復します。
足首に近い○は腫脹が減少して骨が少し見えてきました。
先ほど説明した指先の内出血がここから移動した事で症状の変化に繋がりました。
治療と処置です。今日もアイシングをしっかりとして、患部に消炎鎮痛軟膏を塗りこみました。
内出血班がさらに出現しているのが解ります。腫脹が減少して内出血が循環している状態です。
患者さんが痛みを訴えている場所です。
部分的に膨れ上がっています。
損傷個所が少しずつ明確になってきています。
受傷10日目の状態です。
腫脹・内出血が減少しているのが、解りますね。
患者さんの歩行もスムーズになってきまた。
この様に受傷数日間できなかった事で、足に力が入るようになりました。
順調に回復しています。これからアイシングの処置ではなく温浴からのリハビリ運動を取り入れて筋力UPを計ります。
30代男性
主訴:頚部
発生機序:朝起床して寝返りをした時に負傷
症状:頚部回旋(右向き・左向き)上方(上向き)下方(下向き)の動き全て出来ませんでした。
長時間の座位も困難で左頭部〜顔面にかけての頭痛も著明。
患部(ケガの箇所)に熱感も強く、静止状態でズキズキする痛みがあります。
治療計画:通常動きを診て左右バランスを比べて、治療を始めますが症例の患者さんは動きがまったく取れない為、触診(手で触れる)事で確認しました。
①左肩甲骨周辺の硬さ②左僧帽筋の硬さ③左頚部起立筋硬さの3つが今回の寝違えの原因になります。
以前から慢性頭痛にも悩まされる事があり、筋肉の倦怠感はあったそうです。
今回のケガより以前から身体のバランスは崩れていたと思われます。その現象の一つでもあるのが、頭痛の症状になります。
治療:①アイシング処置10〜15分程度
②左腰部仙腸関節・腰部起立筋の筋肉の動きを良くするように掌圧
③左肩甲骨内・外周辺・胸椎〜僧帽筋を指圧
④左頚部胸鎖乳頭筋・乳様突起を中心に指圧→頭痛の原因
⑤大胸筋〜腕神経叢を中心に指圧
⑥胸鎖乳頭筋〜頚部起立筋C1・2付近中心に掌圧・指圧
処置:炎症鎮痛軟膏クリームを患部に塗りました。
上記を中心に20〜25分程度治療行いました。
施術後症状の確認:座位にて確認→左回旋(左向き)15度回復
右回旋(右向き)10度回復
前屈(下向き)やや出来る・後屈(上向き)動きの変化はなし
頭痛減少・疼痛減少しました。
①自宅では本日の入浴は禁止②寝る体製は上向き又は右下横向きでの体勢での指導③続けて来院の指示です。
急性のケガ・外傷は1日でも早く治療をする事で治りに大きく影響しますので、早期改善を目指す方は当院まで。
大阪市天王寺区玉造にある整骨院です。肩こり・頭痛・寝違え・40肩・50肩・腰痛・ギックリ腰・坐骨神経痛・膝痛・スポーツ外傷・交通事故・労災対応しています。
症例の続きです。
3回目の治療になりました。
昨日は定休日の為、1日空いての来院になりました。
動きも随分楽の様でした。腰の炎症などもなっかた為、アイシングの処置は今日からしていきません。
今日からはしっかりと温めていく治療に切り替えていきます。(血流促進)
上向きで身体バランスチェックと動かしての痛みを確認していきます。
動かしての痛みはほとんどなく少し突っ張り感が左にありました。
日常生活では物や荷物をかがんで取る動作・前傾姿勢の体勢時に痛みが少し有りました。
治療内容
①下向きで全身の筋肉の動きを良くしていきます。(左半身中心)
②腰部仙腸関節〜臀部の筋肉を集中的に治療します。
③横向きで骨盤周辺の筋肉と骨盤矯正
④上向きで腸腰筋・股関節ストレッチ・大腿部前面の治療を中心にしました。
治療しながら患部にはホットパックで温めていきました。
治療後の動きの確認したらほとんど痛みはなく、日常生活動作も大丈夫そうとの事です。
今後は予防として以下の事を伝えました。
①来院は週1〜2回程度
→日常生活での疲労・老廃物蓄積によりケガの再発を防ぐ為
②朝起きてからのストレッチ
→筋肉を使う準備体操
③お風呂などでしっかり温める
→筋肉の血流を良くする(冷え防止)
ケガをしたら、今後再発しない事を目標に治療をしていきたいです。
大阪市天王寺区玉造にある整骨院です。肩こり・頭痛・寝違え・40肩・50肩・腰痛・ギックリ腰・坐骨神経痛・膝痛・スポーツ外傷・交通事故・労災対応しています。
前回の症例の続きです。
2日続けての治療になります。
前日の治療後は3割の痛み減でしたが、起床して起き上がる時一番辛かったそうです。
起床時以外は動きも楽になっていますと。夜間痛も発症しなく夜も熟睡できました。
困難な動き:①布団からの起き上がり②荷物をかがんで取る時
初検:患部である腰部仙腸関節付近(左)の圧痛は前日よりは軽減していましたが、痛みも感じられて熱感等もありました。受傷して24時間〜36時間は炎症期間でもありますので、アイシングの処置は必要になります。
腰部回旋の動きの硬さ・痛みは良くなっていました。(起床時のストレッチOK)
治療内容:①前回同様に患部に熱感がありましたので、アイシングを10分程度行いました。
②患部のアイシングと同時に下肢の治療を行いました。下肢は身体の中で家に例えますと、土台になりますので重要な働きをしています。特に左足関節の動きが硬くハムストリングスの筋緊張が強くありました。腰の痛みを下半身でかばっている状態が長く続くとこの様な現象になります。
③患部のアイシング10分程度してから、腰部仙腸関節〜起立筋の筋肉の緊張を取っていきました。前回より痛みなどが軽減していますので、圧も強くしていきました。
④上向きで股関節・骨盤・の動きを良くしていきます。腸腰筋群を手掌で3秒圧で熱を加えるように治療していきます。
左記の図で説明します。
腸腰筋は腸骨筋・大腰筋・小腰筋の3つの筋肉からできております。
筋肉の特徴としましては、(上)後ろの骨〜(下)前の骨に付着しているのが他の筋肉と違う特徴であります。
腸腰筋が硬くなってしまうと、骨盤が前傾姿勢になります。姿勢をただそうとしても、前傾姿勢の状態になり後ろの筋肉に負担がかかり痛みに繋がります。
それは腹筋が弱くても、同じ現象になります。腰痛予防に腹筋が良いのは姿勢を正す為でもあります。
女性で腰痛がある患者様で7割以上の方は腹筋ができない人でした。普段の日常生活で使っているように思いますが、腹筋より背筋が強くなっていきます。それで前後のバランスが崩れて痛みなどを発症させます。
⑤前日同様に炎症・痛みを抑える軟膏を患部に塗りこみ、キネシオテーピングを貼り筋肉の補強をして終了です。
施術後観察:捻転のストレッチ→前回より動き良く、痛み軽減しました。寝返り→瞬時の立ち上がりが困難ではありましたが、起き上がりにスムーズさを取り戻す。ベッドからの立ち上がり→一瞬痛みがでるがOKでした。
トータル的な痛みは50%減少したと言われました。
※自宅での寝る体制は横向き・起床時前日同様にストレッチを指示・入浴禁止です。
1月になり急性の腰痛が増えていますので、皆さん気をつけてください。
大阪市天王寺区玉造にある整骨院です。肩こり・頭痛・寝違え・40肩・50肩・腰痛・ギックリ腰・坐骨神経痛・膝痛・スポーツ外傷・交通事故・労災対応しています。
平日お昼休みなし・土曜日・祝日も15時まで受け付けしています。
50代 男性
発生原因:前日にテニスをしていて次の日に朝起きて負傷(スポーツ外傷)
負傷箇所:腰部
困難な動き:①イスから立ち上がる動作②顔を洗う動作③布団での寝返り
初検:腰部仙腸関節付近に圧痛大・回旋動作困難・熱感有り・長時間の座位が辛いです。
治療内容:①骨格・筋などの左右のバランスを調べます。動作痛が著明な為、今回は主に触診で行いました。症状が軽度の場合は動きでの検査も行います。
②腰部炎症を軽減させる為にアイシングを10〜15分程度行います。
③手技治療:左半身を中心に腰部仙腸関節・起立筋・中臀筋・膝窩(委中)の硬結部位を下向きで指圧しました。
横向きにて臀部筋肉・骨盤矯正・背骨矯正行いました。
上向きにて腸腰筋・大腿四頭筋・股関節の動きを良くしていきました。
以上が治療になります。急性の外傷で処置も行いました。
患部に炎症・疼痛を軽減させる軟膏を塗り・キネシオテーピング(人工筋肉テープ)を腰〜背中にかけて2本・左右骨盤にかけて2本貼りました。
テーピングをする事で筋肉の補強や身体を支える役割もしてくれます。伸縮性にも優れていますので、圧迫感も少なく動きやすくなります。
以上の治療と処置の時間を合わせて25分ぐらいの施術になりました。
本日はお風呂の湯船につかるのはNG・シャワーのみの指示・寝る時は痛みが少ない方を下に横向きで寝てください。
起床して左右捻転を2〜3回ストレッチ・両脚を抱え込む10秒2回してもらいます。
→起床時体温低下により身体は硬くなっている為、動く準備をする方が良いです。
腰に貼ったテープは、かゆみ・かぶれ・はがれない限り2〜3日はつけてもらいます。お風呂もタオル等で擦らなければ水に濡れても大丈夫です。
急性の外傷は受傷して3日間が重要になります。慢性化に移行すると治癒する期間にも影響しますのでご注意ください。
治療経過なども随時報告していきます。
大阪市天王寺区玉造にある整骨院です。肩こり・頭痛・寝違え・40肩・50肩・腰痛・ギックリ腰・坐骨神経痛・膝痛・スポーツ外傷・交通事故・労災対応しています。
平日お昼休みなし・土曜日・祝日も15時まで受け付けしています。
住所 | 〒547-0026 大阪府大阪市天王寺区玉造元町2-11 |
---|---|
TEL/FAX | 06-6761-5900 |